環境が原因となるもの

さまざまな環境が原因で起こる皮膚炎があります。
例えば、引っ越したばかりのときに体に湿疹ができてしまうというケースが以外に多く、これは引越し先の住宅になんらかの皮膚炎となる原因があるということが考えられますが、主にハウスダストが原因であることが多いです。

古い家屋になるとホコリが溜まりやすくなっていたり、掃除の行き届いていない部分のハウスダストが皮膚炎を起こすことがあります。
またダニが発生していると、ダニのアレルギーを持っている人は、皮膚炎に悩まされるでしょう。
これらは、事前に自分が何に対してアレルギーを持っているかということを把握していないと、原因を突き止めることが難しいので、アレルギー体質である自覚のある方は、ひと通りのアレルギー検査を早い段階で行っておくことをおすすめします。

特に小さいお子さんは、何らかの皮膚疾患や気管支系の疾患が生じたときに、アレルギー検査を行うかと思いますが、年数が経ち、体が成長してくると、アレルギー反応も変わってきて、今まで対象だった物質が対象でなくなり、代わりに別の物質に対してアレルギー反応を示すようになることがあります。
よって、小さいお子さんが原因不明の皮膚トラブルを発症したときは、「うちの子はこのアレルギーはないはず」と決めつけてしまうのではなく、柔軟に対応することが望ましいです。

そのほか、汗が原因で起こる皮膚炎もあります。汗疹などが代表的ですね。
汗疹は汗をたくさんかいてしまったときに、毛穴に雑菌が入り込んでしまうことで炎症を引き起こします。早めの処置で比較的早い回復が望めますが、汗をかきやすい方は、こまめに汗を拭く、シャワーを浴びるなどの対処が必要です。

また、「エアコンは体によくない」と真夏でもできるだけエアコンを使わないようにしようという方がいらっしゃいますが、これは汗疹の原因になりますので、汗っかきのご家族がいらっしゃるときは、適度にエアコンをつけてあげたほうがよいでしょう。
特に小さいお子さんは汗をかきやすいので、真夏にエアコンをまったく使わないのは、あせもの原因にもなりますし、熱中症や脱水症状を起こす原因ともなりますのでご注意を。

このように、環境が原因で皮膚炎を起こすケースというのはいろいろありますが、これらはご自身の体質がどのようになっているかを事前に把握しておくことで、発症を防ぐことができます。
何らかのアレルギー症状があると思われる方は、ぜひアレルギー検査をおすすめします。
また、「自分はアレルギーをもっているかどうか」の検査をすることもできますので、よくわからないという方は、まずアレルギー体質であるかどうかのケンサをしてみてもよいですね。