自家感作性皮膚炎

自家感作性皮膚炎は、全身に細かい湿疹ができてしまう皮膚の病気です。
とてもかゆいのですがかいてしまうとますます悪化してしまうので、我慢するのがかなりつらい病気となります。
またかきむしってしまうと「とびひ」となって電線してしまうこともありますので、水疱になってしまうとかなりの悪さをします。

何かの皮膚炎にかかり、その症状が悪化してしまったときに、患部の周囲に細かく、とてもかゆみのある湿疹ができてしまうのが一般的な自家感作性皮膚炎の症状ですが、この細かい湿疹は、ひどくなると全身に広がってしまうほか、水ぶくれを広い範囲で伴ったり、かなり重度の炎症を起こすケースがあります。
そして完治までかなり時間がかかり、ひどいときは1ヶ月以上かかることもありますので、早めの発見と処置がとても重要でです。

しかし、何かの皮膚炎が引き金となって起こる病気なので、その元となる皮膚炎が悪化したものを勘違いされてしまうことが多く、そのまま正しくない治療を施され、自家感作性皮膚炎であるということに気づいたときにはかなり症状が悪化してしまっている、ということが多いのが現状です。

治療にはステロイド剤を用いたり、そのた症状に応じた外用薬が用いられます。
内服薬と服用することも多いです。
大元となった皮膚炎をしっかり完治させないと、どんどん湿疹が広がっていきますので、早期発見と正しい治療が重要になります。
また、自家感作性皮膚炎のかゆみは非常に強く、かゆみによって睡眠を妨げられたり、じっとしていなければならないときにかゆみが襲うことでストレスになってしまったりと、皮膚炎以外の体調にも支障をきたす可能性が高いので、こういった面からもきちんと治療をすることが大切です。

皮膚炎は、症状が軽かったり、湿疹の範囲が狭かったりすると、内科と違ってつい治療を後回しにしがちです。
しかし最近はアレルギーを持っている人が非常に多い上に、重度の皮膚炎を疾患する方もかなり増えてきていますので、これまで経験したことのないような湿疹を見つけたら、とにかく早めに医師の診断を仰ぎましょう。
また、内服薬や外用薬なども、使用して症状が軽くなるとつい使用を中断してしまいがちですが、症状が完治するまではきちんと塗り続けることがポイント。

特にステロイド剤は、使用を続けていて急にやめると、副作用がより強く出てしまうことがありますので、使用を中断するときは医師に相談をし、指示を仰ぎましょう。
ただ、医師によってはステロイドをすぐに処方することがあったり、使用の中断を許さない方針の医師もいるので、ご自身が信頼できる皮膚科医を事前に見つけておくことも大切でしょう。
皮膚科医に限らず、困ったときにすぐ相談できるかかりつけ医を見つけておくのは、生活していく上での基本だといえるかもしれません。