アレルギー性接触皮膚炎

アレルギー性接触皮膚炎とは、ある物質にアレルギーをもっている人が、
それに触れてしまうことで、湿疹やかぶれなどの皮膚炎を起こす症状のことをいいます。
わかりやすいところでいうと、猫アレルギーの方が猫を触ったときに、
肌に湿疹やかぶれなどが起きることがあるかと思いますが、
あれがこちらの症状にあたります。

参考サイト:接触皮膚炎とは?

2011-09-12-8

最近では、アレルギー体質だという自覚のある方は、事前にいくつかのアレルギー検査を受けて、
アレルギーのある物質には触れないように事前に注意している方が多いです。
しかし、まれに思いがけない物質にアレルギー反応を起こしてしまうことがあり、
そういったときは原因がわからないだけに、対処が難しく、治るまでに時間がかかってしまうことがあります。

例えば、ゴム。ゴムにアレルギーを持っている人は意外と多いのですが、ご自身で自覚のない方が多いのも事実です。
ゴムアレルギーであることを自覚している方なら、ゴム手袋などであれば、
触れたときにアレルギーが出てしまうかもしれないと予測できます。

しかし靴下のゴムなどにもアレルギー反応が起きてしまうことがあり、この場合は何にアレルギー反応が出ているのか気づきにくく、
症状が悪化してしまいがちです。
また、腕時計などのバンドにもアレルギー反応を起こしてしまうことがあり、
こちらもなかなか自覚しにくいケースだといえるでしょう。

こういった物質に触れることで湿疹やかぶれなどの症状が起きてしまった場合は、すみやかに皮膚科の診断を仰ぎ、
該当物質へのアレルギー検査を受けることが、完治への一番の近道です。その後は、該当物質に触れないように注意します。
ゴムアレルギーの場合、靴下を履くことも厳しくなってしまいますが、これはゴムの締め付けが弱い靴下を履くようにすることや、
履く時にゴムの部分が直接肌に触れないよう、ゴムを外側に織り込んで履くといった工夫をすることで、
継続して靴下の使用することが可能になります。

このような、特殊な物質にアレルギー反応が出てしまう方は、ほかにも日常でよく使用するものにもアレルギーが出てしまう可能性があるため、
かなり幅広い範囲でのアレルギー検査を行うことをおすすめします。
ほかにも、金属に反応して湿疹やかぶれが出てしまったり、革製品に反応してしまうなど、
アレルギーをもっている可能性があるからです。
早めに調べておくことで、症状を未然に防ぐことができます。

こうした肌への免疫力を高められれば、アレルギー体質の改善にもつながっていきますが、なかなか難しいようです。
しかし、普段の食生活をすべてメモにとり、「この食材を使用した日に症状がひどい」ということを突き止めて、
その食材を口にしないようにしたり、胃腸の弱い方が、胃腸をしっかり治療して正常に働くようにしたことで、
アレルギーの症状が改善したなどの事例もあります。

こうした体質改善についても、医師にアドバイスをいただけますので、
やはりアレルギー症状と思われる症状が出た場合には、すみやかに病院に行くようにしましょう。